沿革
新宿の東京都中央卸売淀橋市場から始まりました。
代表あいさつ
私は、よく京都を旅します。歴史の重みや古来の文化遺産に心惹かれる部分もさることながら、むしろその興味は、京都には「永続きしているもの」が多いという点です。変化の激しい現代にあって、粛然として変わらぬ姿勢を保っている商店や旅館が多く、さらには調味料ひとつにしても、味へのこだわりを持ち続けている製造主が数多くいらっしゃいます。そして、お会いする方が、みなその道のプロとして、気高いくらいのプライドをお持ちです。
私どもも、まさにこうでなくてはなりません。「夢を常に抱き、最後まできちんとやり抜くこと」、そうしたこだわりの姿勢こそが、個性を生み、他には絶対真似のできないサービスをご提供できる土台なのです。うわべの商品力や格好だけの空間演出ではなく、本当に良いもの・自信を持って勧められるものを提供していくことこそ、わたくしたちの存在価値でありましょう。
決して奇をてらわず商人としての有るべき姿を堅持していくこと、一芸に秀でた匠を目指し日々精進することが、結果として皆様にされる所以なんですよ…と、京都の歴史が私どもに語りかけているのではないかと思います。
代表取締役 飯塚 正男
沿革
- 昭和23年10月
- 東京都中央卸売淀橋市場にて、東京都の青果物中卸売業(屋号:丸正春)の認可を受け、個人組織にて営業を開始する。
- 昭和38年07月
- 丸正バナナ加工株式会社設立
- 昭和42年02月
- 株式会社丸正春設立 個人商店を法人化、昭和42年05月に東京都中央卸売市場淀橋市場青果部における仲卸業務の許可を受ける。
- 昭和44年07月
- 丸正青果貿易株式会社に商号変更。
- 昭和48年12月
- 正和貿易株式会社に商号変更。
- 昭和55年05月
- 正和貿易株式会社が成田国際空港時に合わせてケータリング事業に参入、機内食のメインディッシュ製造を始める。
- 平成06年11月
- 正和貿易株式会社を正和フード・サービス株式会社に商号変更。
- 平成19年01月
- 正和フード・サービス株式会社を株式会社丸正春に吸収合併し、新宿本社と成田営業所・成田工場にて、野菜・果物の仲卸業、バナナ加工業、カット野菜・果物などのケータリング事業を主たる事業として今日に至る。
- 令和06年11月
- 当社代表取締役飯塚正男が長年にわたり青果業に携わり、東京都中央卸売市場 淀橋市場での精励と業界の発展に貢献した功績が認められ、黄綬褒章を受賞。
事業内容
新宿本社
東京都中央卸売淀橋市場(取扱高700億円/年・東京都中央卸売市場第3位)内にて、市場から仕入れた新鮮な野菜と果物等を、ホテル、機内食向け・病院、学校給食、一般小売店に卸売・販売しております。
新宿本社では、バナナ加工設備を保有し、バナナ加工業で50年以上の経験・ノウハウと実績を持ち、淀橋市場では唯一のバナナ加工場となっています。
成田事業所
成田工場ではカットフルーツ、カット野菜等加工し、ホテル外食産業等へ納品するケータリング事業、航空会社のフライトキッチン、空港内ラウンジ・売店、テーマパーク、学校給食等、お客様のニーズにスピーディに対応して効率的な食品提供をしています。機内食やテーマパーク向け等へのカット野菜・フルーツなどの食材供給には、お客様の安全・衛生管理基準をクリアすることが求められると同時に、検査によるモニタリングを受けることが義務付けられております。当社の安全・衛生管理体制は高く評価され、極めて著名な納入先と取引をしております。